Water-Ring DIARY

徒然日記。日々の呟きとサイト更新予定など...。
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大分過ぎましたが。

2007.04.06 Friday | 日常

四月一日のイベントにお付き合いくださった方、ありがとうございました。
お寄せいただいたコメントを拝読した限り笑って許していただけたようでほっと致しました。初の試みに心臓をばくばくさせていたのでものすんごく嬉しかったです。
兎にも角にも漫画サイトに転向はほぼ100%ございませんです。わははは。
カトリーヌに似たお話(中世ベースの謎の男×村娘)はいつか書いてみたい気はするのですが、あの設定をそのまま使うには些かお遊びが過ぎていた模様。
村の名前や宿屋の名前が実はこっそり適当さを物語っておりました(笑。

エイプリルについては機会があったらまた試してみたい心持。
その際は、しょうがねーな、とまた笑って許していただければ僥倖僥倖。

さて。次回はもう一回魔女を更新予定ですー。
オフが若干慌しくなってきているのでニントモカントモな感じではありますが、今週末にはup出来たらよいなと考え中。


王冠MEMO話
おやすーみ。

小鳥メール業務連絡
特にございませんよー。


くおおお、折角デジカメを新調したのにどっこにも遊びにいけないこのジレンマ! 春が過ぎるまでにはカメラ片手にどこかに……っ!

ではでは。また。
author : kuno_san | comments (2) | trackbacks (0)

Comment

こんばんは、そしてお邪魔致します。びわです。
先ず始めに。
Kunoさん、何時も逆に気を遣わせてしまい申し訳ありません。
またこの様なことを書くと気を遣わせてしまうのかもしれませんが、本当に「ゴメンナサイ。」

今回は続きということで、「Shall we Dance」の後半について。

クラの賭けともいえる行動。
クラの多面性に戸惑い、揺れるビズのブルーアイ。
クラとシス。自身に嫉妬したクラは、何とも厄介な問題を抱えてしまいます。
ビズがここまで揺れてしまうのは、勿論クラとシス、同時に好意を抱いてしまったこと。
けどビズは気づきますよね。
クラの全てが好きなのだと。

クラ、ビズ共にシスという幻影に惑わされてしまいます。
クラは、「妻になってほしい。」
ビズはシスが憧れであったことを知り、クラを受け入れることで、シスという幻影は消えました。
ビズは何故、クラを拒絶しなかったのでしょう。
聡明である彼女は、クラの本質を見抜いていたからこそだと思います。

そして、クラの妻になることを受け入れた後が、彼女の芯の強さを表していますよね。
「クラの隣に遜色なくいることのできる、背筋を伸ばして顔を上げて立つことのできる女性に変わりたい。」
この想いは彼女の強い決意を示します。
「なりたい」ではなく、「変わりたい」
ビズは自身の弱さも知っているんですよね。

しかし、クラが無謀ともいえる賭けにでたのも、ビズの本質に触れてきたからこそ。
お互い、本質をみたうえでの言葉のやりとり、行動、仕草に目眩をおぼえました。

暗い自責の念を簡単に払拭できず、陰っていくビズのブルーアイ。
クラは望んではいなかった。
澄み切ったブルーアイを取り戻すためには、とにかく賭けにでるしかなかった。
シスが怪盗ならば、クラは捕らえて、自身の内に繋ぎとめなければならない。
もう、ビズの心を奪われないように。

それがクラの偽らざる心情だったのだと思います。

ビズは最初、クラの踊りの誘いを拒絶しましたが、迷いがなくなった時、「Dance」はすでに始まっていたのですね。
ビズのブルーアイが陰らない限り、何時までも何時までも「Dance」は続いていくんでしょう。

今回は、自分自身がその舞台の上にたったような甘美なお話だったと思います。
よく心理描写、人物描写が優れているとか論じられますが、私は物語は技術論だけではないと思います。
話の流れ。空気を感じられることこそが素敵な物語が出来上がるのではないでしょうか。
そのように思います。

ビズのブルーアイに惹かれた私が、Kunoさんの今まで読ませて頂いた物語に感謝と敬意。
そして私が率直に感じたKunoさんの物語の印象を込めて次の言葉を贈りたいと思います。

ブルーアイから零れた涙が水面に波紋を生じさせた
(The tear which spills from the Blue Eyes made the ripple the water surface cause)
波紋は次第に広がり辺りを優しさで満たしていった
(The ripple spread kept filling up the around gradually and with kindliness)
柔らかな音色はそっと心を包み込む
その調べはとても穏やかで、優しい旋律
淀んでいた様々な想いを、涙とともに追い出していくかのように
(Like whether with the tear it keeps expelling the various thinking which have been stagnant entire of

これからのご活躍、心より祈っております。
では失礼致します。ありがとうございました。
びわ | 2007/04/11 07:50 PM
びわさん、こんばんは。
いらっしゃいませv

私のほうこそ毎々お返事が遅くて申し訳ありません;
ですが素敵なお言葉を頂戴していつもうほうほと小躍りしております。

Shall〜後編のご感想ありがとうございます。

さてさて後半は、泡沫の存在にようやく勝つことの出来たクラの本性がばっちり露見致しました(笑。
二人の間で揺れ動いていたビズについては、はっきりと気持ちが決し、
儚げな雰囲気よりもちょっと強い部分を押し出してみたのですが、丁寧に読み解いてくださってとても嬉しいですv
変わりたい、というビズの思いは私の中ではこっそりと重要なキーポイントでした。
箱入り娘であるビズと、伯爵家の跡取りとして冷めた視点を持っていたクラ。
ちょっと気恥ずかしいですが、ビズは憧れから恋へ進み、クラは特定の人物へ熱情を持つことで成長していく――という、成長物的側面も「Shall〜」では目指しておりました。
呼吸を合わせて足並みをそろえ寄り添って踊るダンス、障害がありつつもこの二人はこれからもずっと続いていきますv

話の流れ。空気。これらを感じていただけたのでしたらとてもとても嬉しく思います。
拙くとも伝えたい話を作り上げ、こうしてサイト上に載せ、読んでいただくというのは不思議なご縁だなぁ、としみじみ思ったり致しますが、
お話の中にいるような、そんな時間を過ごしていただけたのならモノカキとしてこれ以上なく幸せです(照。

しかも。
ところどころに散せたビズのブルーアイ、それらから素敵なお言葉まで頂戴できるとは……!
本当にありがとうございます。こちらこそたくさんの感謝をお贈りしたい気持でいっぱいです;
悲しい涙より嬉しい涙、するするとしこりがとけて収束していく様子が流暢で綺麗な詩の中にぎゅっと濃縮されていて、
びわさんの世界をじっくり堪能させていただきました。

頂いたたくさんの温かいお言葉、心に染みましたv
お時間がありましたら、またわたしの綴るお話にお付き合いいただければ幸甚です。

それでは。新年度もはじまり慌しい事もあるかとは思いますが、どうぞご自愛くださいませ。
kuno_san | 2007/04/17 03:16 AM

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