Water-Ring DIARY

徒然日記。日々の呟きとサイト更新予定など...。
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魔女14更新。

2007.12.02 Sunday | 日常

いつの間にやら12月。
漸く魔女更新でございます;
次回こそはもうちょっと早め更新を目指したいぜということで、TOPを若干クリスマス風味に改装してみました。
これでクリスマス過ぎには更新しなければなるまい自分。

めっきりめきめきサイト停滞中ですが、パチパチ、メールで温かいお言葉をかけてくださってありがとうございますv
先日、レンタルサーバー料の支払いを行いましたのでサイト消失の危機は免れました。自分ペースなまったり更新ですがまた頑張ってまいりますv

それにしても近頃ますます寒さが増し、家篭りしたい気持ちで一杯です……寒い。

それではー。

王冠MEMO話
おやすーみ。

小鳥メール業務連絡
裏リンク位置のご請求メールについてですが、2007/12/01までに送っていただいた分については全て返送済みです。もしまだ届いていないよ〜という方がいらっしゃいましたらkuno_san2000☆yahoo.co.jpまでお問い合わせください(←メールアドレスの☆部分は@へ変えてくださいませ)


ではでは。また。
author : kuno_san | comments (2) | trackbacks (0)

Comment

『The Heart Of a Leaf』4までの感想


『寂しい目をしたあの人を好きだと気づいたのはいつだったんだろう』


自身への問い掛けはやがて祈りに変わり、あどけない少女の瞳に映るあの人の心に届けとばかりに差し出す手に、彼は応えてくれるだろうか…………



華を哀しみを堪えながら送り出した雪降るあの日から時を重ね、奏の中の彼女への想いはほろ苦く、痛みを伴ったモノから、懐かしさ溢れる思い出に変遷を遂げていた。

日々訪ねて来る娘雪葉を華と重ね合わせることもなく、外見は似通っていても性格は正反対の彼女の無邪気な笑顔は、奏の心を癒すように優しく優しく触れてくるのだった…………



先ず始めに、奏の華への想いがどの様に昇華されたかがこのお話の重要な骨子となると思います。
その前提を物語の『基礎部分』としてしっかり据え置きながら、雪葉が大切に育んできた奏への想い、そして奏との認識のズレが生んだ一歩を踏み出せない溝の深さを彼女が如何にして埋めていくかがこの物語最大の魅力でしょう。


『恋愛対象』として見られていないと思っているのは華の時と同じですが、徹底的に違う点は奏の内で華への想いは決着しており、その娘である雪葉に恋愛対象を写すことは年の差もあることから背徳的なコトとして捉えている。
幼い雪葉が差し出した小さな手と笑顔を思い返すたび、その様なコトは有り得ないと結論付けるには十分だったと言えるでしょう。


悪戯っ子のように眼を閃かせ、雪葉が爪先立ちになった。
少し瞼を落とし、首を傾ける。
「雪葉?」
何を、と言いかけて奏の言葉が止まった。
それはまるでーーキスをねだっているかのように見えると気付いた。


この抜粋箇所は雪葉がゆうきと電話のやり取りをする姿を見て咄嗟に思い付いた行動でしたが、奏の深層に小さな波紋を生じさせ、やがてそれは心の表層へと伝播してゆく。
女を感じさせるはじめての行為に揺らぐ自身の心に、奏が冷静に自己処理をしようとしますが、一石を投じたコトには違いないでしょう…………



一方雪葉は自己に課したリミットとも相俟って焦燥感は加速度的に増していき、奏への想いが霧散する恐怖に怯えながらもひたすら前を向いて邁進する姿は、読み手として心打たれるものがあります。
誕生日に欲するモノを奏に告げる舞台に『観覧車』を選んだ雪葉に私は運命的なモノを感じずにはいられない。

「あのね、奏ちゃん。雪葉、大きくなったら奏ちゃんのお嫁さんになったげる!」
艶々した髪を肩口より少し長く伸ばした小さな可愛らしい女の子が、奏に満面の笑顔を向けながら幼い口調で言った。(抜粋)



ゴンドラを見ながら過去にあった甘美な時の流れをトレースし始める奏。
華とゆうきとの三角関係に悩み苦しんだあの時、誰が今の自分の姿を想像出来ただろう…………


優しい空間に満たされたゴンドラは、見慣れた風景を微妙に変えながら緩やかに上昇してゆく。
雪葉の背中越しに眺めていた風景に気を取られていた奏は、いつの間にかゴンドラ内が静寂に満たされていたことに気付く。


「私、今年の誕生日にどうしても欲しいものがあるの。」


ゆっくりと、しかし確実に一歩を踏み出し紡いだコトバは雪葉の苦しい胸の内をも同時に告げれ、奏の眼の前に徐々に具現化されていく。


『私がずっと欲しかったもの。でも、手に入れることの出来なかったもの』



このコトバには雪葉の奏への想い、苦しみがイヤと言うほど凝縮されている。
時に刹那的な愛に挫かれそうになる心を必死にとどめながら、彼女は兎にも角にも前に進むことを選んだ。

雪葉の想いは果たして届くのでしょうか。
そして、奏の出す『答』は…………



遅れましたが、『こんばんはKunoさん!そしてお久し振りでございます』

前回はわんこのことで私自身目頭が熱くなり、思い付く儘あのような意味不明なコメントをして申し訳ありませんでした。

今思えば、初めてここに訪問させて頂いた時からKunoさんには大変気を使わせてしまい何時も申し訳なく思っております。

今回の『The Heart Of a Leaf』は私のなかで重要なお話として捉えており、ただ単にラヴァーズラインのアフターストーリーとは位置付けておりません。
華が幸せを手に入れた今、奏の成り行きは非常に気になることであり、彼の心に平穏が取り戻されたことを願わずにいられないところであります。

Kunoさん。改めて思いますに、『惹かれ合うコトに罪はあるのでしょうか?』

論議すること自体意味がないと思います。
雪葉は自身の想いに正直に一歩を踏み出した。
奏への愛を簡単に諦めるほど雪葉の想いは軽いモノではないはず。
今は自分自身を信じて突き進むしかないでしょう。
それが一番大切なコト。
その様に思います。



今年も残りあと僅か。
私はKunoさんが身近な幸せを大切に育み続けることを心から祈っております。


新しい年に、あなたとあなたの愛する人々にあらゆる幸福が訪れますように。

(May you and your loved ones find all the happiness in the world in the year to come)
びわ | 2007/12/22 08:43 PM
びわさん、お久しぶりですv
お返事がまたもや遅くなってしまって申し訳ありません;;(猛省。

バタバタしている間に年も明けて大分たってしまいましたが、改めまして。
あけましておめでとうございます!

さてさて、THOL(←略してみました)をご覧下さりありがとうございますv
年齢差二十歳、しかも当サイトでは珍しく女の子から猛アプローチというちょっと異色な御話ということもあり、書いている途中や書き終った後は、周りの設定をちょっと甘くし過ぎかもと思ったり、現実はもっと厳しいんだろうなーと悩んだりもしましたが、ご感想を拝読しほっと致しました。
振り向いて欲しくて危なっかしく背伸びをする雪葉と、もしかしてと思いつつも目を逸らす奏。
四話までとのことなので結末への言及は避けますが、突き進む雪葉を最後までお楽しみいただければ幸いです。

びわさんには毎々丁寧なご感想を頂戴し、本当に感謝です。
己の書いたものに言葉をいただけるのは、照れくさいやら嬉しいやら……でもやっぱり活力だったり致します(照。

それと。前回はわんこのことでご心配頂いてしまってすみません;
色々と落ち込み気味だったので、頂戴したコメント、とても嬉しかったです。
なんと申しましょうか、わんことの時間の違いは迎え入れる時に覚悟していたはずだったんですが、目の当たりにしたらもう全然駄目でして……;
後から思うともうどうしようもないほどの動揺っぷりだったな、と反省することばかりだったり;
こちらこそお気遣いいただいてしまって……ありがとうございます。

まだしばらくはまったりゆったり更新が続いてしまうと思いますが、のんびりお付き合いいただければ幸いですー;

それでは。
本年がびわさんにとって良い年となりますようにv
寒さが厳しくなってきましたので、風邪など引かれないようお気をつけ下さいませー。
kuno_san | 2008/01/06 02:38 AM

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